羊の書斎 ~ 晴耕雨読 ~

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mont-bell フォールディング ファイヤーピットのレビュー

クイックレビュー

去年購入した焚き火台、「mont-bell フォールディング ファイヤーピット」を4回ほど使用したのでレビューします。一言でいえば、お手軽で実用的この上ない焚き火台です!

今まで使用してきた焚き火台、BBQコンロに比べて良いところが下記ポイントです。

 

ちなみに今までのBBQコンロ使用歴:キャプテンスタッグBBQコンロ(ホムセンで買った)→ロゴスチューブラグリル→ヘキサステンレスファイアグリル

 

<フォールディングファイヤーピットの特徴>

・設営簡単。専用バッグから出すところから5~10秒。

・2次燃焼により、煙が圧倒的に少ない。

・2次燃焼により、火の回りが早く着火が楽。

・単純な構造なので灰の処理が楽。パタパタガシャガシャゆするだけ。

・ステンレスのがっちりした構造で丈夫そう。耐久性は今後に期待!

 

一方で気になった点、

 

・燃焼効率の良さからくる、常時強火。

 →炭を横によけて保温スペースを作って解消。

・あっという間に燃え尽きる薪。 

 →うちは備長炭を使用するので気にしない。ゆっくり火を見たい人には不向きかも

 

ってな感じでーす。実際に使用した詳しいレビューは続きをどうぞ!

 

実際の使用感

まずは開封の儀。圧倒的な美しさ!

素手で触ると危ないエッジが多い。それにしてもステンレス美しい。。

キャンプが待てなかったのでさっそく庭でBBQ。第一印象、、「煙すくなっ!ものすごい火力!」。これは住宅街やキャンプ場で気兼ねなくBBQ出来そうです!

このコンロ、2次燃焼が気になって探していました!結果大当たり。

燃焼効率が高いので、着火も早いし煙も少ない。ただ、燃えるのが早いので薪を使う量は若干増えると思います。

次は8月のキャンプでの使用感です。この時点で4回目の使用となり、スムーズにコツをつかんでBBQ行えました。

とにかく燃焼効率が良く、上下に空気がよく通る構造なので、下から紙くず、松ぼっくり、小枝、薪の順に、下から上への空気と火の流れを考えて積み上げます。

着火はいつもカセットボンベのバーナー。3~5秒ですぐに着火します。

一番下の紙くずは、洗って乾かしたコンビニコーヒーの紙コップです。つやつやしてよく燃えるかなと思って。そしてここからは基本放置です。

ほっとけば数分でこんな感じに火が回ります。長手方向の壁が中空の2重壁になってて、火床の保温と、加熱された空気の上方への供給を担っています。本当によく燃える。

今回初投入のsnowPeakのクラッシックケトル。あっという間にお湯が沸きます。この金網、熱で変形しちゃったので他にやり方考えます。

あとは薪をひっくり返したり、前日の消し炭を投入したりして、全体が炭火になるまで待ちます。左側に保温スペース取るのがコツ。こう見えてコンロ内はものすごい高温。

朝ご飯のイングリッシュマフィンと、マシュマロ焼きました!

これ、ロゴスのバーベキューポータル火消壺。大きめの炭は壺に入れて消火。次回のBBQで使います。乾いているから着火しやすい。あとはコンロの灰を灰捨て場に捨てて、ミニほうきできれいにしたら終わり。高温で油が燃え飛んだのか、あまり汚れた感じはしませんでした。ヘキサグリルではこうはいかなかったな~。毎回油まみれで大変だったもん。

 

と、ファイヤーピットの魅力をかたってみました!

 

購入までの経緯もざっと書いときます。何かの参考になれば。

 

最初はホムセンの大型BBQコンロを使用→でかくて持ち運び大変→ロゴスのグリル購入→構造複雑で部品多く、設置撤去清掃が大変。そしてやっぱ大きい→キサステンレスファイアグリル購入→持ち運び楽で大きさも悪くない、でも構造複雑で毎回油まみれなコンロを金たわしで洗うのが大変。

 

そんなこんなで次は、シンプルな構造でメンテが楽、2次燃焼なら高温で油汚れつきにくい?とか考えながら行き着いたのが「mont-bell フォールディング ファイヤーピット」なのでした。

 

最後まで悩んだのはスノーピークの焚き火台。決定的だったのは、「重さ」と「価格」。お店で現物を触った結果、スノピの焚き火台は重すぎて妻と子供が一人で持てない事がわかりました。というのも、焚き火台、ロストル、BBQ焼き網アタッチメントをそろえると部品が多くとっても重い。そしてお値段もとんでもないことに。

 

そんなこんなで大満足のファイヤーピットです。これからキャンプがますます楽しくなりそう!