羊の書斎 ~ 晴耕雨読 ~

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GW・エスクァイアの補機バッテリー交換 ~ 23,000円節約DIY ~

GW満喫中のランプです。10連休中です♪

 

車検で補機バッテリーの交換を促され続けて3回目、7年目83,000kmの車検のタイミングで補器バッテリーの交換をします。ディーラーお見積もりは4万円。いつもながら高い!!(´;ω;`)

 

以前、iQに乗っていた時にバッテリー上がりしてしまって(わずか走行2年)、DCMカーマで自分で交換して15,000円くらいだったよな、、なんて事を思い出したので、今回は自分で交換をしてみます!

 

~ざっくり今回の説明~

 

 ・2017年式エスクアイァHV(80系ノアボク):走行83000km:7年目

 ・補機バッテリー交換:ディーラー見積 40,000円 → DIY 16,450円(23,550円節約)

 ・作業時間45分(準備片付け&撮影時間15分含む)

 

~今回の購入品~

 

 

補機バッテリー?バッテリーと何が違う?

 

トヨタのHV車には、メインバッテリーと補機バッテリーが搭載されています。

 ・メインバッテリー:Frシート下:モーター駆動、スターター駆動

 ・補機バッテリー:トランク:キーレス、アクセサリー、メモリーのバックアップ等

 

要するに、補機バッテリーは駐車中の小電源の確保に必要なんですね。なので、大電流を扱わないので、実は電圧が低くなっても機能はある程度果たせるみたいんです。。

 

ちなみに実家のSAI(トヨタのHV車)で、補機バッテリーが切れたことがあるのですが、車両購入から10年目で起きました。月に1~2度、数十分走る程度の使用頻度で、バッテリーには相当過酷な環境だったと思います。

 

あと、エンジン車のバッテリーとHV車の補機バッテリーの大きな違いは、補機バッテリーは水素ガス排出用のホースがあること。普通のエンジン用バッテリーはエンコパなど、車室外に設置されるので、水素ガスは基本大気放出ですが、HVバッテリーはスペースの都合で車内に設置されることが多いため、車外にガスを逃がすための構造が設定されています。

 

ホームセンターではHV用のバッテリーが売っていなくて、エンジン用の普通のバッテリーを買おうか迷いましたが、ネットで調べてやめておきました。。

 

なので、うちのエスクアイァさんにはまだまだ頑張ってほしいので、折り返し地点ということで、補機バッテリー交換に踏み切りました。あと8年頑張って!

 

補機バッテリー交換の様子を画像でどうぞ~

 

準備

 

HVの補機バッテリー交換は、バックアップメモリの保護のため、一時的に電源を確保できるようなツールが必要、らしいです。具体的に起きる不具合を再現してみたい要求にかられつつ、先人のHPを参考に、エーモンのメモリーバックアップを使って無難に行いました~

 

準備するのは、古河電池 (FB) 360 LN2、エーモン(amon) メモリーバックアップ、単三電池×3本、M10スパナ、養生テープ

LN2というのがバッテリーの規格みたいです。Amazonで14,970円。

充電池をセット!ちなみに前日にフル充電済みです。

ステアリングコラムの下にコネクタがあります。

モリーバックアップのコネクタをドッキング! といっても、ランプが付くとか音が鳴るとか、リアクションはないのでこれでいいのか不安、、、念のため、事前に車内灯をすべてOFFにして、消費電力を小さくしておきました。

 

バッテリーの取り外し

 

トランクです。荷物おろしました。

デッキボード外します。右奥の黒い箱が補機バッテリー。結構大きい。

白い樹脂クリップ3か所で止まっています。ゆっくり真上に引き上げると、バコンッと外れます。

補機バッテリーの取りつきはこんな感じです。まずはバッテリークランプを外しましょう!

バッテリークランプ(中央の黒いアングル)を外した状態。基本的にこの状態でバッテリーの自重で置いてあるだけの状態です。

ー端子外します。M10のナットで組み付いています。

緩めたら上に外して、養生テープで端子をくるみます。

今度は+端子。キャップの矢印位置をつまんで、

パカッと外す。

ここもM10です。ナット緩めて上に外します。

養生テープで絶縁。

HV用の補機バッテリーは車内に設置されるため、充電時に発生する水素ガスを車外に放出するためのホースが付いています。ホームセンターなどではこの機構のついたバッテリーは取り扱いがないと思いますので、ご注意ください。”エンジン車でもいっか”→ダメ!絶対!

指でつまんでポンっと外します。

取っ手をもって外します。重い。。13.8kg、、

左:新品12.7V、右:取り外し品12.6V。わずかに新品の方が高いけど、0.1Vの差ってどうなんでしょうか?電気には疎くて、、詳しい人教えてください。。

バッテリー取りつけ

 

新しいバッテリー置きました。

ホース取り付けます。

+端子取り付けます。

ー端子取り付けます。

バッテリークランプを仮止めします。

素直には組み付かないので、とりあえず手回しでボルトを仮止めします。

軽くゆすって位置をなじませて、、手でボルト増し締めを数回繰り返します。

しっかり位置が決まったら、レンチで本締め。

運転席に回って、メモリーキーパーを外します(引っこ抜きます)。

ここでいったん、エンジンスイッチを押してアクセサリー、エンジン起動を確認します。キーレスとか、オートスライドドアとか、きちんと動くか確認ですね!

問題無ければクロージングしていきます。

 

補機バッテリーのカバー位置は、写真のようにクリップが穴からクリップ先端がのぞいているか、感触でわかるので、ちゃんと位置決めてからつけてください。力は全然いりません。

完成です!

片付け ~荷物の紹介?~

ここからは補機バッテリー交換とは関係ないので、ご興味ある方だけ読んでいただけると幸いです。

チェーン、三角板をスペアタイヤの中に、補機バッテリーの後ろには、Rrシートのヘッドレストチャイルドシートつけてるから外しています)、アクセサリーコンセント変換機(150W)、厚手のキルト布、道具袋(軍手、ガムテープ、ぼろ切れタオル、霜取りプレート)

??デッキボードの裏に何か発見!もしやこれは!?

開いた状態を保持するゴムバンドでした!7年目の新発見!!

最近、デッキボードに膝をついて奥の荷物を出し入れするとブカブカすると思っていましたが、ボードが割れていました。

こんな風に膝をつく作業は気を付けてください。多分新しいモデルでは改良されていたと思いますが。

はい、補機バッテリー交換は以上となります!

 

やる前はハードル高いかな?と思いましたが、ねじ2個外してつけるだけのお手軽交換

でした。ワイパー交換より簡単だったかも。。

 

HVバッテリーの調達に少し苦戦(ホームセンター3か所回りました、、)したくらいですかね。

 

お時間あればお試しあれ!

 

いつも長々とすいませんが、最後まで読んでくださった人はありがとうございました~