今回はサブタイトルにあるように物騒な死神が出てくるお話でしたー
相変わらず面白いです!
人間の願いを叶えるのに若干マンネリ気味のガネーシャとブッダ。今回は少し工夫を凝らして余命宣告を受けたサラリーマンをターゲットに選びました。
妻と子供を持つごく平凡なサラリーマンが、死ぬまでに何を願うのか。似たような境遇のらんぷには結構響きました(泣
遅かれ早かれ必ず死ぬ人間なのに、それを理解して生きる人生とそうでない人生では、死んだあとに残された者へ与える影響は大きく違うと思いました。
最近読んだ漫画のゾン100でも思いましたが、自分が死ぬって、、考えられませんね。当事者意識、皆無です。
面白おかしく生きても、我慢してサラリーマン人生を全うしても、波乱万丈の人生でも、歴史に名を残す人生でも、子供がいてもいなくても、100年たてば何も残りはしないでしょう。世間の目を気にしながら、過去の自分にとらわれながら生きることがどうでもいいことに感じますね~。
でも、吹っ切れない肝っ玉の小さいらんぷですが、、
話が脱線してしまいました💦
物語の最後にはどんでん返しが待っており、目が離せない展開。ラストは涙無くして読めませんでした(泣
物語の登場人物達が幸せに暮せますように!
面白さ的には、4巻=1巻>3巻>>2巻といった感じでしょうか?
お薦めの1冊です!
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